【要約】 反応しない練習②もう承認欲求に振り回されない!

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本ブログにご訪問頂き、ありがとうございます♪
今回は前回の記事、反応しない練習①の続編です!

では、本日もブッダ先生にあらゆる悩みが消えていく、超合理的な考え方を教えて頂きましょう!

おふく

しかしブッダ先生!
どうしてこんなにも人は悩みが尽きないのでしょうか?

ブッタ先生

それは、「判断しすぎる心」にあるのです。
「判断しすぎる心」とは、「決めつけ」や「思い込み」のことです。

「どうせ自分なんて」という自虐も、
「うまくいかないのでは?」という不安も
「あの人はキライ」という人物評価も
全ては判断なのです。

ムダな判断をしなくなれば、心はスッキリと軽くなりますよ♪

目次

人が判断したがるのはどうして?

なぜ人は、「自分が絶対に正しい」と思い込んだり、自分のこと、他人のことなどあれこれと判断したがるのでしょうか。

理由①
判断することが「気持ちがいい」から

善し悪しや、正しい、間違っているの判断はそれだけで「分かった」気になれます

結論が出せたような気持ちになるので安心できるので、ついついムダな判断をしてしまう場合が多いそうです。

理由②
判断することで認められた気分になるから

はい、出ました!!ここでもやっぱり強い!

承認欲求

誰かとケンカをしたときに、第三者に話を聞いてもらって
「それは相手がおかしいよね。」とお墨付きを得ようとするのも「やっぱり自分が正しい!」と思いたいがために「承認欲求を満たせる判断」を行っているのです。

ムダな判断をしないためには

「判断」──決めつけ、思い込み、 

一方的な期待・要求──は「執着」の一種です。

俗っぽい言い方をすれば、「心のビョーキ」です。

「こうでなければ」という、自分の人生や、相手への期待も、それだけならただの「判断」。
それはアタマの中にしか存在しないから「妄想」です。  

妄想にすぎない「判断」に執着して、
今なお、自分や相手を苦しめている──それが真実の姿です。

「自分を否定する」という判断に、合理性はありません。


なぜなら、①その判断は苦しみを生んでいるし、②その判断は妄想にすぎない、からです。

真実でも有益でもない判断は、必要がないというのが、ブッダの考え方です。

『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』(草薙龍瞬 著)より
おふく

確かに、人の噂話をしたり、
「なんて自分はダメなんだ‥‥」と自分で自分を責めてみたりしても何のプラスにもなりませんよね。
(それどころか疲れる)

時間とエネルギーの無駄遣いでしかないと気付きました!

ブッタ先生

そうなのです。
だから、他人に流されて生きるのではなく、「人は人。自分は自分」と明確に線引きをして、「自分の人生にプラスになることだけに反応する」ことでぐんと生きやすくなりますよ♪

自己否定をしないための3つのエクササイズ

おふく

しかし、ふとした時に「自分なんて・・・」と自己否定してしまうのも事実・・・そんな時はどうしたら??

自分を否定すると「承認欲が満たされない“怒り”」が生まれます。

怒りは、本人にとって「不快」な反応なので、その状態を解消したくて

  • 「攻撃」
    キレる、怒鳴る、自分を責める、自分の存在を否定する
  • 「逃避」
    無視する、さぼる、手を抜く、引きこもる、鬱になる、何かに依存する

を選択してしまいます。

そうならないためのエクササイズをご紹介!

①一歩一歩外を歩く(散歩をする)

  • 目、耳、鼻、口、肌という感覚一つ一つに意識を向けて、キャッチする「感覚」を感じ取る。
  • 今、この瞬間に、世界はどう見えるのかを感じる。

「感覚一つ一つに意識を向ける」
「今、この瞬間を感じる」ということは、マインドフルネスと通じるものがありますよね。

忙しすぎて視野が狭くなっていると、様々な情報をキャッチする力が弱まります。

四季折々の自然の美しさや自分の自身が感じること、ものに焦点をあてることで、鈍った「感覚」を取り戻すことは大切なことなのです。

②広い世界を見渡す

「執着」すれば、その一点が大きく見えるのは、自然なことです。
その「一点」が「人生のすべて」にさえ、見えてくるものです。

でも、執着から一歩離れて──その一点に反応している心に気づいて──外の世界を見渡してみれば、その「否定的判断」は、もう存在しないのです。
 

新しい世界に目を向けてみましょう。そこに見えるのは、新しい人生です。

『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』(草薙龍瞬 著)より

確かに、家庭、職場など身近なコミュニティーにいると、そのコミュニティーで培われた価値観が絶対であると知らず知らずのうちに刷り込まれてしまっていることも多いですよね。

しかし、外の世界に目を向けて見れば、それは実はあたり前ではないことに気付いたりします。

おふく

私も、SNSやブログを始めてから、普通に生活しているだけでは到底知り合えなかったお友達もたくさんでき、自分の世界がぐんと広がりました!

新しいコミュニティーで新たな発見や学び、刺激をもらえることで少しずつですが、いい方向に自分が変わっていくのを実感

③自分を肯定する

「どうせ自分なんて」という「自分を否定する」という判断に合理性はありません。

その判断によって苦しみを生んでいるし、その判断は確かめようのない妄想に過ぎないからです。

「どうせ」
「しょせん」
「自分なんて」

といった自己否定をする言葉が出かかったら、すかさずこの言葉を唱えましょう。


\ドーーーンッ/

ブッタ先生

わたしは、わたしを肯定する!!

脳には、口にした言葉はそのまま受け取ってしまうという性質があります。


そこで、ネガティブな言葉ばかり口に出していると、その言葉をそのまま受け取り、さらにネガティブな方向に行ってしまいます。

そこで、たとえ本心ではそう思えていなくても「わたしはわたしを肯定する」「私なら大丈夫」と自分を肯定する言葉を口に出すことによって、脳がその言葉を信じ、自己肯定感が高まっていくのです。

他人の目から自由になる

おふく

ブッダ先生!
生きている中で、周囲の評価が気になって気疲れしたり、
自分と誰かを比べて落ち込んでしまうことも多いと思うのですが・・・

この苦しさはどうしたら手放せるのでしょうか?

ブッタ先生

人の目、評価が気になったり、他人と比較したりしてしまうのは、
承認欲求が生み出す妄想、「脳のデタラメ」なのですよ。

では、そんな脳のデタラメに振り回されず、他人の目から自由になるためにはどうしたらよいのでしょうか?

バーチャルな妄想を辞める

承認欲求が生み出す妄想は、際限がありません。

しかも、妄想は妄想で決して事実ではなく、非・合理的。

しかし、人間は判断と妄想が大好き。
隙あらば妄想をしてしまいます。

でもそれって時間とエネルギーの無駄ですよね。

「他人の評価が気になる」「他人と比べてしまう」という悩みを手放すためには、確かめようのないバーチャルな妄想を辞めることが最優先課題なのです。

ブッタ先生

大切なことは、
妄想は妄想に過ぎない。
思い浮かんでも反応しない、
ということです。

承認欲求を満たしたいなら
「正しい努力を」

「認められたい!」「人より優れていたい!」という承認欲求を「目的」にするのではなく、「モチベーション」として利用して「正しい努力」をすることが大切

「「承認欲」を満たしたいなら、そのための「正しい努力」をしましょう。

三つの条件があります。

認められたい気持ちをモチベーションにして今の仕事・生活を「改善」していく

どんなときも「自分のモノゴトに集中」する

「自分で納得できる」ことを指針(基準)とする

『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』(草薙龍瞬 著)より
ブッタ先生

他人の評価などは自分ではコントロール不可能なもの。

コントロールできるのは、「自分」と「今」だけなのです。

合い言葉は、「改善」「集中」「納得」です。

今、自分にできること、自分でコントロールできることに焦点をあて、一つ一つ、積み上げていくことが大切なのです。

競争とどう向き合うか?

この競争社会を生き抜くため、緊張、焦り、プレッシャーと戦いながら必死で生きてきて

いつも何かに追われている気がして気が休まらず、心身共に疲れてしまった・・・そんな方も多いのではないでしょうか?

ブッタ先生

競争という現実はこの世界では避けられないもの・・・

競争の正体を理解して、
「正しい」競争の仕方を知ることが大切です。

①求める心がある
②勝ちたいという欲求がある
③勝ちか負けかという判断や、自他を較べたり張り合ったりする意識、競争に駆り立てられている心がある──。  

 はい、今見えているその思いは、すべて「妄想」です。  

 勝ちたい、勝った、負けたくない、負けた……どれも妄想です。
 今浮かんでいる妄想が、「競争」の正体です。

反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』(草薙龍瞬 著)より
おふく

人間を競争に駆り立てる根源は、やはり「承認欲求」!!!

競争の正体とは、
その承認欲求が生み出したバーチャルな妄想だったのですか!!

「自分の価値は、成績の善し悪しで決まる」

「学歴で人生の勝ち組かどうかがある程度決まる」

「誰もが羨む有名企業に就職できれば安泰」

「年収が〇千万になれば・・・」

「同期よりも早く出世すれば・・・」

学歴、社会的ステータス、結婚、出産、持っているもの・・・

この「勝つ」というバーチャルな競争に乗っかる人生を歩んでしまうと、決して終わりは無く、途中で降りられなくなります。

その上、完全な勝利(安らぎ)はどこにもなく、
万が一負けた場合、負けの苦しみは生涯つきまとう・・・

考えただけでも苦しい人生ですよね。

ブッタ先生

もっと認められたい!という承認欲求
もっと別の勝利を!」という貪欲(貪欲)

人を実態もない、終わりもない「勝つ」というバーチャルな競争に駆り立てるのです。

おふく

なんと!!
では、私たちには戦い続けるか、
それとも一切の競争を降りて山ごもりするかの2択しかないのでしょうか・・・泣

ブッタ先生

いいえ。私たちには第3の選択肢があります。
「正しい動機」をもつことです。

この「正しい動機」をもつことできれば、
競争社会の中にあっても苦しまずに生きていけるのです。

正しく競争するための
「正しい動機」とは?
    ~4つの心掛け~

慈【慈しみの心】
 相手の幸せを願う心。自分の都合や欲求を通すことではなく、
 純粋に「相手が幸せであるように」願う心のこと。 

悲【悲の心】
 相手の苦しみ・悲しみをそのまま理解すること。相手の「悲」に共感すること

喜【喜の心】 
 相手の喜び・楽しさをそのまま理解すること。
 相手の「喜」に共感すること。  

捨【捨の心】
 手放す心、捨て置く心、反応しない心。
 欲や怒りという反応に気づいて、ストップをかける心がけ。

ブッタ先生

生きることは修業です。
みんなそれぞれの人生を必死に生きているのです。

だから、みんなよく頑張っているな」という悲の心に立って考えることで、
人との“つながり”を感じ、
「なんだ、苦しいのは自分だけじゃないんだな。」と心がふっと軽くなりますよ。

「本当の人生は、「戻っては、踏み出す」の繰り返しです。
 一日に何度でも、何か月でも、何年でも──「正しい心がけに戻る」こと。

そこから再び〝生きて〟みること。
 

そうした心がけが、幸せへと導いてくれるのです。

『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』(草薙龍瞬 著)より
おふく

ブッタ先生、合理的でクールな教えをありがとうございます。

これからも、迷ったり、妄想が暴れ出すこともあると思いますが、その度にブッタ先生の教えに立ち返りたいと思います!

ブッタ先生

自分でコントロールできることに焦点を当てて

「今日をよりよく生きること」を大切に1日1日を過ごしていきましょうね!

おわりに

私自身、この本に出会い
自分がいかにムダな判断、妄想に翻弄されているかに気付かされました。
正に「目が覚めた」感覚。

他人と比べたって、自分を否定してみたって
今の自分は1ミリも良くならないし、前進もしない。

短い人生の中でそんなムダなことに時間を使うなんてもったいない!と実感しました。

それからは、今までムダにしていた時間を読書や新しいことにチャレンジする時間にあて、

1日を振り返って気付いた嬉しかったこと、少しでも前進したな、頑張ったなと思ったことを日記に書いていくことに。

すると

  • 過去の失敗
  • 人からの評価
  • うまく行っている人と自分を比べて焦る、落ち込む

といったことが激減しました!

それでも時に訪れる、謎の焦りが出現したときには、瞑想をして心と体の感覚を確かめたり、日記を振り返ったりして自分の成長を確かめるようにしています。

つまり、コントロールできないことばかりに気を取られていたところを、
自分でコントロールできることに焦点をあてて毎日を過ごすことで、“比較対象が少し前の自分”に変わり、すごく生きやすくなったのです。

おふく

自分のことを認めることが苦手でしたが、
自分もがんばってるじゃん!なかなかいいところあるじゃん!と思えるようになりました。


なんだかいつも悩んでいる、疲れている、

心のモヤモヤが消えない・・・

そんなストレス社会で戦う皆さん。

皆さんの心にのしかかっている見えない何か。
実はそれ、自分のバーチャルな妄想かもしれません。


全ての頑張る人へ、1度は手にとって頂きたい1冊、『反応しない練習』

ブッタの超合理的でクールな考えを知り、心の荷物を軽くしてみませんか?(*^_^*)
きっと、見える世界が変わってくるはずです。

『反応しない練習』をお得に読むなら

「読書をする時間が無い」
「本を読むのはなかなか苦手・・・」

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この記事を書いた人

読書好きで年間100冊以上の本を読む。
【昨日より今日を楽しく】がテーマ。
自分の発信が誰かの小さな幸せにつながれば・・・とブログを開設。
読書/子育て/日常のあれこれについてマイペースに発信してます♪

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