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突然ですが、みなさんには悩み事はありますか?
生きていれば大なり小なり悩んでは、他人が羨ましく思えたり、人と比べてムダに焦ったり、空回ったり・・・
答えが見つからずに迷宮に迷い込んでしまう・・・
あるよね~
人間だもの。
今回はそんな悩める現代人必見!
あらゆる悩みが消えていくという
ブッダの超合理的な「考え方」を学べる書籍、
草薙龍瞬(くさなぎりゅうしゅん)さんが書いた『反応しない練習』を紹介していきたいと思います。
- 競争社会の荒波にもまれ、身も心もヘトヘト
- 人と自分を比べては落ち込むことが多い
- 他人からの評価で一喜一憂しがち
- 些細なことでもイライラしたり悩んでしまう
- とにかくストレスが溜まっていてしんどい
この本を読めば、自分の悩みや生きづらさの正体が分かる!
悩める現代人必読の一冊!
草薙龍瞬(くさなぎりゅうしゅん)さんプロフィール
僧侶、興道の里代表。
中学中退後、16歳で家出・上京。
放浪の後、大検(高認)を経て、東京大学法学部卒業。
政策シンクタンクなどで働きながら「生き方」を探求し続け、インド仏教指導僧・佐々井秀嶺師のもとで得度出家。
ミャンマー国立仏教大学、タイの僧院へ留学。
現在、インドで仏教徒とともに社会改善NGOと幼稚園を運営するほか、日本では宗派に属さず、実用的な仏教の「本質」を仕事や人間関係、生き方全般にわたって伝える活動をしている。
著書に
- 『悩んで動けない人が一歩踏み出す方法』
- 『独学でも東大に行けた超合理的勉強法』
- 『消したくても消えない「雑念」がスーッと消える本』
- 『これも修業のうち。実践!あらゆる悩みに「反応しない」生活』
などがある。
『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』(草薙龍瞬 著)より
なかなか他ではお目にかかれないほど波瀾万丈な人生!
その分、様々な経験を通して得た学びについてぜひお聞かせ願いたい!
そもそも悩みとは?
そもそも私たちの抱えている悩みとは何なのでしょう?
実は、「心の反応」こそが、悩みの正体なのです。
心の反応こそが、執着を生み出し、人生のトラブル、悩みを引き起こしているのです。
心がつい動いて反応してしまう・・・
それこそが悩みを作りだしているのです。
では、心の反応の背景には何があるのでしょう?
人間には元々「求める心」というものが存在しています。
〝求める心〟は、発生後〝七つの欲求〟に枝分かれします。
現代心理学の知識を借りると、七つの欲求とは、(『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』(草薙龍瞬 著)より)
①生存欲(生きたい)
②睡眠欲(眠りたい)
③食欲(食べたい)
④性欲(交わりたい)
⑤怠惰欲(ラクをしたい)
⑥感楽欲(音やビジュアルなど感覚の快楽を味わいたい)
そして、⑦承認欲(認められたい)です。
おぉなんと・・・人間とは欲深い生き物よ・・・
この7つの欲求の中で最も人間にとって切実な欲とは何だと思いますか?
実は「承認欲」なのです!!!
この承認欲。
人の目が気になってしまう性格や、嫉妬心、周囲と自分を比較して優劣や勝ち負けにこだわってしまう心理など、
さまざまな悩みの原因になっています。
なんとかしてもっと自分を見てもらいたい!
もっと認めてもらいたい !
もっと愛してもらいたい!
他の人より成功したい!
そう願ってやまないのが私たち人間なのです。
え~!てことは、私たちは、この承認欲求からは逃れられず、悩み続け、満たされない心を抱え続けて生きていくしかないのですか!?
大丈夫です!
すべての悩みを根本的に解決する方法があります。
ほ、本当ですか!!それはどんな方法なのですかっ!?
全ての悩みを根本的に解決する方法、それは・・・
ズバリ“ムダな反応をしない”ことです。
つ、つまりは心を無にし、一切の感情を我慢せよと・・・?
いいえ。そうではありません。
反応をしないということは、
悩みを増やしてしまうようなムダな反応を〝最初からしない〟こと。
怒りや、不安や、「どうせ自分なんて」と暗い気分が出てきたら、すばやくリセット・解消することなのです。
しかしムダな反応ばかりしている私・・・無意識なのですがどうしたらよいのでしょう・・・?
大丈夫ですよ。
まずは理解することから始めましょう。
反応する前に、まずは「悩みを理解」する
人間の人生は、次のように理解することができるそうです。
- まず“求める心”があり
- それが“7つの欲求”を生み出し
- その欲求に突き動かされて、人は反応する
- ときには欲求をみたす喜びが、
ときには欲求が叶わない不満が生まれる。
上記のサイクルをひたすらに繰り返しているのが人間の人生。
「この反応の理由は承認欲だ」と理解しないと、
『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』(草薙龍瞬 著)より
つい反応して、人の目を気にして、嫉妬に駆られ、
較べたり、競争したりして、舞い上がったり、落ち込んだりと、
動揺しまくりの人生を繰り返すことになります。
「ある」ものは「ある」と、まず理解することが、一番正しい心がけなのです。」
満たされなさをはっきり自覚できていない状態だと、いつまでもモヤモヤ、ぐるぐる同じことで悩む状態が続きます。
しかし、大切なことは2点です。
「ある」ものは「ある」と、まず理解すること。反応の原因が分かると楽になります。
すると、次第に
「(家族・世間)に認められたからって、それが一体何なの?」と考えられるようになってきますよ。
ブッタ先生!超クーーールッ!
「ムダな反応」をしないための方法3選
しかし、ブッダ先生・・・
やはり私のような凡人は、ムダな反応をしてはいけない!と分かってはいても、気付けば些細なことでイライラしたり、悲しくなったりしてしんどいことも多いです。
ムダな反応を抑えるためにはどんなことを心掛けたらよいのでしょうか?
ムダな反応を抑えるためには、「心の状態を見る」ことが大切です。
方法を3つお教えしましょう。
①言葉で確認する
心の状態を「言葉で確認する」方法。
仏教の世界では心の状態にぺたりと「名前」を貼るので「ラベリング」とよぶことがあります。
例:イライラしているとき→「今、自分はイライラしているな。」と客観的に確認する。
客観的に自分を確認することで、一呼吸置いて冷静になれます。
私は、「あ~○○だったからイライラしたんだね。でも、大したことじゃない」とつぶやくことでリセットを試みています。
②カラダの感覚を意識する
例:目を閉じた状態で、自分の手を見つめる。
手の感覚を意識したまま上に上げて「動く感覚」を感じる。
目を閉じて、呼吸しながら「お腹のふくらみ、縮み」や、鼻先を出入りする空気の感覚を感じ取るようにする。
上記2つの方法は、禅の世界では「念じる」
瞑想の世界では「マインドフルネス」と言います。
私も瞑想は毎朝しています。
続けることで、対ストレス効果があるのを身をもって感じました。
反応しそうになったら目を閉じて鼻から吸って~ゆっくり吐く~を繰り返すと、確かに少し落ち着きますね。
③アタマの中を分類する
心の状態をいくつかの種類に分けて理解する方法。
基本は以下の3つに分類できます。
- 貪欲
- 怒り
- 妄想
貪欲
求めすぎ、期待しすぎている状態。
☆対処法
→他人に「求めすぎていないか」を常に気をつける。
怒り
イライラしている状態。
☆対処法
→「わたしは怒りを感じている。でもこの怒りは、求める心が作り出している根拠のない怒りである」と正しく理解して心を静める。
怒りの感情って放っておくと徐々に蓄積されるんだって!
しかも年を取るごとに外に現れて、次第に怒りっぽい、気むずかしい性格になるそう・・・
これじゃあ、人間関係もこじれるよね・・・
その都度解消していこう!
妄想
未来の不安を想像したり、余計なことを考えたり、
悲しい過去や失敗を思い出したり、頭の中でぼんやり何かを考えている状態。
☆対処法
→呼吸などのカラダの感覚の方に意識を集中させる。
「今、自分は妄想していた!」と客観的に確認する(ラベリング)ことでリセットする。
妄想族の私。
マイナス~な妄想が
大暴走
(何か韻踏んでる)
してしまうことも多かったのですが・・・
その都度「ああ!また妄想してた!」と確認することで、少しずつ切り替えが早くなってきました!
3つのポイントを意識して、苦しみを生み出すムダな反応を解消していけると、次第に自由な心が取り戻せるはずです。
日頃の心がけが大切なのですね。
日常でも取り入れてみます!
ここまでのまとめ
- “心の反応”こそが、悩みの正体であり、“ムダな反応”が様々な悩みを引き起こす
- 7つの欲求のうち、人間にとって最も切実な欲求は承認欲
- 動揺しまくりの人生を変えたいなら、
まずは「満たされなさがある」「悩みがある」と理解する。
→「では、どうすれば解決できるか」と、思考を一歩前に進めることができる。 - “ムダな反応”をしないためには
①言葉で確認する
②カラダの感覚を意識する
③心の状態を貪欲、怒り、妄想、種類に分けて理解する。(ラベリングが効果的)
を日常的に心掛ける。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます♪
今回ご紹介した『反応しない練習』。
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次回は
・自己否定しないための3つの方法
・他人の目から自由になるには
・競争との向き合い方
について考えていきましょう!
『反応しない練習②』に続く・・・
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